大雨で畑に行けない日にアチラ物のドキュメンタリー見ていたら、1月に計画を立てて6月に実施したものについて、「untill summer(アンティル・サマー;夏までに)」ってナレーションが流れていました。
つまり、6月までに準備したことを「夏までに」と表現しているわけです。
シェークスピアの「真夏の夜の夢」も夏至の日の物語です。
「梅雨」がない国では、6月は夏なのです。
こちらニッポンでは、6月(旧暦皐月)の日射しの強い日の状態を「サツキ晴れ」と言います。
日中の気温は29℃超え。もうちょっとで真夏日になるところです。
今晩は、ユーミン聞くしかありません。
とにかく、2週続けて台風の影响による雨が降り、その後、気温が上がったので、ムレムレになった野菜も多く、白菜&カブは壊滅、水菜は冠水した古い葉の後、新葉が出ていますが、まだ収穫できる状態ではありません。
どうするか?
今まで10年以上、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットの欠配はただ1度、大雪で車もバイクも走らず、クロネコヤマトの営業所も閉鎖、レンタカー屋さんも予約は全部キャンセルですって言った日だけです。
お届けした時に「欠品」と言うのはありませんでした。
この名誉ある歴史がついに終わるのか?
どうしよう?
グシャグシャ、これをいかんせん、
天の我に収穫させざるにあり、我が栽培の罪に有らざるなり
って三遊亭楽天さんのTRPG落語と史記の項羽本紀がゴチャマゼ・・・♪
だから、本気で降雨したんだってって下らないオチを考えていると、
見よ!、シュンギクが青々とした葉をつけているではありませんか。
小松菜も冠水した葉の内側にかなり青々した新葉が出ていて、外葉を取り除けば、割といけそうです。
そして、ナント!、まだ相当先と思っていた葉ネギが5月にトウ立ちした葉に代わり、柔らかい葉を出しています。
よし、今日はこれで行こう♪
とシュンギク、小松菜、葉ネギを収穫してセットづくり。
ニンジンも採れました。
パセリとか台湾小白菜とかブロッコリーとかニラとかズッキーニ、ちょっとづつ採れたものもあるので、適宜、ダブルセットの方等に入れていきます。
お届け先でピンポン鳴らしてもお出にならなかったので、宅配ボックスの方に行ったら、ちょうどパパと坊やが「お野菜来てるかな?」って部屋番号押して解錠しようとしていたところに鉢合わせしました。
他にもいつもお留守にお届けしていたお客さんのお顔が初めて見れたり、新しいお客さんに前回のご感想「美味しいです」が聞けたりと言う一日になりました。