ニンジンの原産地は中近東方面なんだそうです。
氾濫原の植物で、氾濫が収まり、日が照ってくると芽を出すと言う性質を持っているとか。
そこでニンジンの発芽には、水分と光と酸素が必要です。
水分だけなら種を深く埋めればいいんですが、それだと光と酸素が不足します。種に浅く土をかけると、今度は乾きやすく水分が不足しがち・・・
と言うわけで猛暑期に種まきをせざる得ない夏まき秋冬取りニンジンは、毎回、発芽に苦労させられます。
現在、見沼菜園クラブにあるニンジンは、少し猛暑が収まってから種まきしています。冬までに太りきってくれるか?と心配・・・
それでも、この間、太めのニンジンをそれなりに掘ってお届けしてきました。
もう太いものは残っていないんじゃないか?
ところが、スコップを入れてみると、小さめのものもありましたが、けっこう太めのものも出てきます。
良かった・・・
寒波を耐え抜いたニンジンは結構甘くて、味噌汁に入れても美味しいです。
そして、葉ニンニクの収穫。
ニンニクの香りがして、餃子に入れると絶品!
しかし、翌日、全然、口が臭くならないという優れものです。
さて、春は出会いと別れの季節。
新しくご利用になるお客様もいれば、長年ご利用頂いたけれどもお引越しになるので、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットのお届けエリアから外れてしまう方も出てきます。
最後のお届けの時、「これからも皆さんのために美味しいお野菜を育てて下さい」って言われて、ジーンと来てしまいました。
お子さんも出てきて、最後まで「さようなら」って手を振ってくれました。
こういう時に車の中で歌うのは、もちろん「さらばハイセイコー」です。