皆様は、「カブ」と言われたら何を連想なさいますでしょうか?
ホンダのバイク?、花札?、それとも東証上場?
いや、新発売のヨーグルトに入っている新しい種類の乳酸菌の株が…♪
まぁ、畑でカブを育てるとか、カブを収穫すると言えば、もちろん、オートバイで畑に来て、乳酸発酵させた堆肥をまいて・・・
違います。
被子植物の双子葉類のアブラナ目アブラナ科アブラナ属の食用植物で、古事記の中で仁徳天皇の歌に出てくる吉備人と共に食する「青菜」がそれだと言われているもののことで・・・
えー、同じ仁徳天皇の歌でも、日本書紀に載っている歌に出てくる山背女が掘った大根の方は、被子植物の双子葉類のアブラナ目アブラナ科までは同じですが、アブラナ属じゃなくて、大根属でして、
仁徳天皇がカブと大根、比べて、カブにしようと言ったら、吉幾三が「そうしよう」って言ったんで双子葉類・・・♪
とにかく、2024年1月最後の地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットのお届けは、畑で「カブ」を収穫しました。
実はカブは、だいたい9月の秋分の日の頃に種まきするのが普通で、その頃までにまくと、年内にけっこう大きくなります。
しかし、昨年9月、いつまでも暑く、虫さんがたくさん畑にいたおかげで、カブの種まきしても芽が出ると同時に食い尽くされてしまったりして、結局10月にまき直す破目に・・・
10月まきだと、すぐに寒い季節になるため、カブはあまり育たないのが普通です。しかし、地面を30cmほど掘り下げた「溝底畝」にまいて、上を不織布で覆って保温したら、けっこう溝の底は暖かく、この間の寒波の中でも、徐々にではありますが、「玉」が大きくなっていったようです。
また、カブの玉は寒波が来ると霜傷みすることが多いのですが、溝の底で保温されていたせいか、どうにか霜傷みもなく、ちゃんと収穫できました。
葉物は霜傷みしている事が多いこの時季、お届け品は、大根、ニンジン、里イモ等、根菜類が中心。
それでもブロッコリーやタケノコ白菜をセットに入れる事ができました。
お届け先では、方々で「ズッシリ重い」、「(タケノコ白菜が)デカい」と言われました。
重量級でインパクトがあるセットになったようです。