菜園には「辺縁部」と言うのがあります。
お隣の畑との境界線とか道路っぱたとか。
要するに畑の端っこの事です。
お野菜は菜園の真ん中の方で育てる事が多いので、
端っこの方は手付かずになってしまうのですが、
そうすると、雑草が生えてきます。
夏場は、この辺縁部の雑草取りがけっこう手間なのです。
畑の真ん中の方、お野菜を植えてある場所の草取りだけでも
大変なのに、
こっちもやらなければならないなんて・・・
こうした辺縁部に、フキやヨモギ、シソ、ミント、セージ・・・
つまりは和洋のハーブを植えて、雑草が生える余地をなくしつつ、
「売り物」を作る・・・♪
これが、菜園クラブで取り組む「ハーブ草生農法」の思想です。
さて、この5月、見沼菜園クラブCファームの辺縁部にも
やっぱり雑草が生い茂りました。
この雑草を取った後に種まきしたのが
アシタバ。
セリ科の多年草で、一度植えると4-5年は育ち続けます。
名前の通り、葉を摘んでも、すぐにドンドン新葉が出てくるのが特徴。
アシタバの若葉は天ぷらやオヒタシで美味しく頂けます。
つまり、植えておくだけで、「売り物」が育ち、
辺縁部の雑草を防いでくれるスグレモノが
アシタバなのです。
種まきしたアシタバが大きくなってきたら、
植え替えて、辺縁部アシタバゾーンを作る予定。
ところで取った雑草は積み上げました。
いい堆肥になるといいな。