春のすき焼きには葉玉ねぎ・・・♪

さいたま市近辺では、玉ねぎは秋に苗を育てて植え、初夏に収穫するのが普通です。

初夏に大きな玉になっていない玉ねぎを植え替えるとどうなるかと言うと、「分球」と言って、玉が2つ、4つと分かれて増えていきます。

それぞれの玉から葉が出て育っていくので、春先には「ネギ」のような状態になり、「葉玉ねぎ」と呼ばれています。

徐々に、長ネギが採れなくなる時季、この葉玉ねぎが春のすき焼きに美味しいのです。

今回の地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでは、この葉玉ねぎをお届けしました。

野菜をお届けしたら、まだ言葉が話せない小さな子が、玄関先にママより先に出てきて、リユースしている玉子パックを渡してくれました。お野菜受け取るより先です。とにかく、玉子パック、自分で渡したかったようです。

続いて、お野菜も自分で受け取りました。そして、ママを押しのけ、おうちの中へ運んでいきます。

玉子パック、渡すのも、お野菜受け取るのも、運ぶのも全部自分でやるんだ・・・♪

微笑ましいですね。

ピンポンって押したら、サッシの向こう側で見つけてくれたお子さんもいました。

こちらは、もう上級生。お家の中をグルっと回って出てきたら、なんと「おまたせしてすみません」って大人みたいなご挨拶をしてくれました。

来週も葉玉ねぎをセットに加えます。晩秋まきした葉物野菜が少しづつ育っています。

ミズナ、美味しそうな葉ですね・・・♪

2022年は「遅い春」。

過去の気象観測データをみると、バレンタインデーから雨水(2/18頃)を過ぎると最高気温15℃を越える日の出現頻度が高まるのですが。

今年は、全然そうなりません。

夜温10℃以下だとレタスの葉は分化が起きにくい・・・(つまり、夜冷え込むようだと、レタスは新しい葉が出てこない・・・)

確かに、冬まきのサニーレタス、出てきた本葉が2センチぐらいの状態で生長が止まっています。

それでもようやく最高気温15℃越えの日がやってきました。

朝、畑に立っても霜が降りていません。

保温の下で育っている冬まきミズナを収穫・・・♪

続いて、台湾小白菜の菜花を収穫・・・♪

各種葉物が菜花をつけるようになってきています。

収穫中、菜園の日時計となっている鉄塔のメンテナンスにきていた工事屋さんから

「美味しそうな葉ですね」と言われました。

ホウレンソウも少しづつ育っています。野菜をお届けしたお宅で小さなお子さんから「ホウレンチョー」って言われました。

なんとか今月中にはお届けしたいです。

菜園日時計・・・♪

1980年以来の気象庁の観測データによれば、さいたま市ではバレンタインデー~雨水(2/18ごろ)から最高気温15℃以上の日の出現頻度が高まります。

しかし、今年は10℃前後の日が続き、「遅い春」となっています。

おまけに爆弾低気圧・・・

期待していたサニーレタスは傷みがひどく、ほとんど収穫できません。

どうするかな・・・

選集に引き続き、ミズナの霜で傷んだ部分を取り除き、内側の柔らかい葉だけを取り出しながら考えます。

しかし、日が照っているはずなのに、手が冷たくかじかんできます。

ふとみると、送電線鉄塔の影がちょうど作業している場所に・・・

ここだけ日陰?

徐々に影が移動し、再び、暖かい状態に・・・

なんか日時計みたいです。

さて、サニーレタスが取れなかった分をどうするか。畑を見渡します。

これまで10年間、欠配は大雪で自動車もバイクも走れなかった1日だけです。

今回は、初の数量不足になるか?

ロコ・ソラーレも決勝ではイングランドに負けたし・・・

なんかよく分からない理屈が・・・(苦笑)

チンゲンサイの間引き菜が少し採れる?

ニンジンはまだ早い?

冬まきの白菜もまだ玉はまいていない?

畑をめぐりながら、野菜をチェック、少しづつ、採れそうなものを収穫していきます。

ふとみると、台湾小白菜やカキナ、コマツナが菜花をつけだしています。

いわゆるウグイス菜。アブラナ科植物の菜花の総称です。

今回はこれでいこう!

どうにか数量不足を免れてお届けすると、

先週お届けしたミズナ、美味しかったとのご感想が。

それと、この2月でお引越しされて、いったんお届け終了となる方のおうちにこんな張り紙が・・・

とっても感激しました!!!!!!

今週末から最高気温15℃越え。ウグイス菜も盛りを迎えていきます。